■いつもそう


いつもそう。

「お前は俺に依存しすぎなんだよ」とは、昔付き合ってた女に言った言葉。

何かに付けてすぐ電話をかけて来る彼女が煩わしくなった挙げ句、言ってしまった。

当時、自分に余裕がなかっただの、言い訳はいくらでも出来るが言ってしまったことは事実。

結果、彼女は俺に依存する必要もないほど強くなって去って行った。

いつもそう。別れてしまって初めて気づく。依存してるのは俺の方。いつもそう。

好きでもない曲達の中に自分の好きな曲があれば、それは特に際立つことだろう。

だが、そのヘッドフォンステレオの中には自分の好きな曲達が当たり前のように詰め込まれているので、1曲が際立つということがなかなかない。

よって、特に好きな曲達が残り、普通に好きな曲達は消去されていくだろう。

そして、その狭い世界においては、際立っていた特に好きな曲達もやがては消えていくのだろう。

セコンドに乱入


■「立て!まだまだいける!立つんだ八嶋!」

□「・・・ぐぅ・・・」

■「そうだ!お前はそんなモンじゃないぞ!」

□「・・・くぅううう!」

■「いいぞ!いいぞ八嶋!立て立て立て立て!」

○「あらあら、勃たせる努力もしない人がどのツラ下げて他人様に言ってるのかしら・・・」

■「まさよ・・・」

□「奥さん・・・」

知ったことではない


知ったことではない

彼に最愛の人がいようが知ったことではない

先日

私との関係を勘違いした恋人に刺されて彼は死んだそうだ

知ったことではない

私に最愛の人などいないから


私は代わりを探すのみ