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この劇団において、
それなりの人気を得ていた僕は、
彼女の気を引きたいが為に死ぬふりをしました。
それはとても、とても名演技でした。
そしたら彼女は、
僕を想うあまりに死んでしまいました。
でも大丈夫。
僕も死ぬから大丈夫。
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そのため息は誰の為?何のせい?
なんて書けば物語やポエムの1つや2つ出来るのかも知れないけど、自分で自分の幸せを逃がしてることには変わらんよ。
前を見て生きる。
あたりまえ
心の根底で『あたりまえ』だと思っていたことに気付き、恥じる。
まぁ、それすらもあたりまえのことなんだが、自分の中で当然だと思ってる物事ほど、自分に都合のよいつけあがった考えであることが多い。
当たり前なことなんてない。
日々感謝していかないと。
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■いつもそう
いつもそう。
「お前は俺に依存しすぎなんだよ」とは、昔付き合ってた女に言った言葉。
何かに付けてすぐ電話をかけて来る彼女が煩わしくなった挙げ句、言ってしまった。
当時、自分に余裕がなかっただの、言い訳はいくらでも出来るが言ってしまったことは事実。
結果、彼女は俺に依存する必要もないほど強くなって去って行った。
いつもそう。別れてしまって初めて気づく。依存してるのは俺の方。いつもそう。
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好きでもない曲達の中に自分の好きな曲があれば、それは特に際立つことだろう。
だが、そのヘッドフォンステレオの中には自分の好きな曲達が当たり前のように詰め込まれているので、1曲が際立つということがなかなかない。
よって、特に好きな曲達が残り、普通に好きな曲達は消去されていくだろう。
そして、その狭い世界においては、際立っていた特に好きな曲達もやがては消えていくのだろう。
知ったことではない
知ったことではない
彼に最愛の人がいようが知ったことではない
先日
私との関係を勘違いした恋人に刺されて彼は死んだそうだ
知ったことではない
私に最愛の人などいないから
私は代わりを探すのみ