歩き出した

「ほんとごめん」

「な、何言ってるのよ!私が・・・私が幸二の心を繋ぎとめられなかったんだから・・・だから・・・」

「そんなことないから」

「そんなことあるわよ!!!・・・でもね、もういいの。」

「ごめん」

「いいのいいの・・・ただね、1つだけお願いしても、いいかな?」

「・・・」

「時々はね・・・思い出してもらってもいいかな?」
「・・・わかった」

「時々はね・・・ブレアウィッチプロジェクトて映画があったことを思い出してね!」

「わ・・・わけわかんない映画だったよな・・」

「えへへ!新ジャンルだ!とか言われながら今ではすっかり忘れられた映画なの!2もすっごい微妙なの!」


こうして僕らは別々の道を歩き出した。