最近、友人が僕に泣きついて来ることがありました。



話を聞いてみると、俺の彼女さんに親友がベタベタしてくる、あいつはどういうつもりでそうしてくるんだ、俺が目の前にいるのになぜそういう事が出来るんだ、俺がただ嫉妬深いだけなのか、俺がしょぼい人間なだけなのか、そういうふうな悩みでした。聞く人が聞けば「その程度」的な話かもしれませんが、本人にとっては深刻です。彼の彼女さんに対する気持ちはそれだけ本気なわけなんですから。



僕はまず友人に「 そいつは本当に親友なのか 」ということを聞きました。何をして親友と呼ぶのかはわかりません。人それぞれの基準があると思います。だけども、親友と呼べるような仲間ならばお前がそれだけツライ思いをしてるのに気付いてくれるはずなんじゃないの?と言いました。親友ならば、お前の思考とか、こういうことをすればヤキモチ妬くとか、知って理解してくれてるはずなんじゃないの?と言いました。



仮に僕に彼女がいたとして、その彼女に必要以上にベタベタ触ったりするような人がいたらきっと、いや、確実にムカつくと思います。気分悪くなると思います。だから友人が悩む気持ちはすごくわかります。だから僕は自分から進んで女性と、ましてや友人の彼女さんとスキンシップを取りません。最悪、口ではセクハラなことはジャンジャン言いますが必要最低限以外でスキンシップは取りません。過去に女性恐怖症だったという名残もあるかもしれませんが、そこまでする理由が見当たりませんし。詰まらない男だと見られることも、時にはありますが、だからって彼氏に悪いから〜とかそんな言い訳がましいことも当然言いませんし、そんなこと言ったら逆にイヤミっすよ。キモチワルイ。



これはこれで僕がしょぼいだけなのかも知れませんが、少なくとも僕自身が認めてる仲間にそういう人はいませんでしたし、だからこそ安心して一緒に遊べるという気持ちもありました。



いろいろ語り合った後、最後に僕が友人に言ったのは「 もしお前がその親友とやらとこれからも付き合って行きたいのならば、忠告したほうがいいんじゃない?でなければ、そいつとの付き合いを考えた方がいいんじゃないの? 」ということ。だって、お前のこと何も理解してねーじゃん、そいつ、って。俺ならどうするかって?俺はまずそんな自分の気分悪いような事をする人なんて始めから仲間と思ってねーもん、残念ながら、と言いました。



一般的な正論とかよく知らないです。僕が言えるのは自分が同じ立場だったら、ということでしか言えないんですし、何より、そいつが一番苦しまずにいれるベストな方法を考えるべきだと思いました。自分が一番楽しい気分でいられる環境、それがベストでしょ。それなりすらなくなったらどうしようもないもんね。そう思いました。


やっていーこと悪いこともわからない、臨機応変出来ない、姑息なヤツが多すぎる。

その度に僕は「ああはならないようにしよう。」そう思います。日々是、勉強です。